読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

音楽教室の先生が書くブログ

ミュージックスクール オトマナビ

音楽制作で「パン」って言葉が出てきました、意味を教えてください!

DTM用語 雑学

DTMでよく見かける「パン」って何だろう?

 

パソコンで音楽を作っていると「パン」という言葉が出てきます。

音楽をやっていない方には馴染みのない言葉ですが、このパンとはいったいなんのことを意味するのでしょう?(注:食べ物ではありません。。)

 

パン(Pan)= 定位

 

定位といってもちょっとイメージしずらいですよね。

 簡単に言うと・・・

 

パンは音が左から聞こえるか、右から聞こえるかなどの音の聞こえる場所を設定することができるパラメーターのことを言います。

 

ヘッドフォンでも、スピーカーでもいいので想像して見てください。

ある楽曲の中で特定の音だけ、例えばギターの音が左側から聞こえてきたり、右側から聞こえてきたりする感じです。

楽曲全部が左だったり、右だったりになるのではなく、楽器ごとに右とか左に振り分けられています。

 

何で楽器の音の聞こえてくる場所を右とか左にする必要があるのでしょう?

 

ボーカル、ベース、ギター、ピアノ、ドラム

 

の5人のバンドの曲があったとします。

全員の音を真ん中の位置から出そうとすると、ごちゃごちゃして聞きづらい音楽になります。

全員が僕が僕がと前にきている感じで、聞き手はどれを聞いたらいいのか分からなくなってしまいます。

さながら、学芸会で全員が白雪姫になっちゃったみたいな感じです、誰が主役か分からない。

 

音楽では主役(ボーカル)を真ん中にしてあげて、その他の楽器は主役をサポートしてあげる必要があります。そうするとすっきりして聞きやすい音楽になります。

 

先ほどの5人バンドの場合であれば、ボーカルが真ん中、ギターを左にしたら、ピアノを反対側の右に設置してあげます。そうすることで左右に偏りがないバランスがいいものになります。

そしてベースとドラムですが、こちらは低い音を担当する楽器なのでパンでは真ん中においてあげるとスッキリします。

ボーカルの邪魔をしないかと思うのですが、音程が低いので喧嘩はしないのです。

低音楽器のベースとドラムは真ん中と覚えておくといいと思います。

 

========

※DTM経験者の方用に補足を書いておきます。

細かく言うとドラムは各太鼓づつでパンを設定する必要があります。ですがDTM用の付属音源などでは最初から各太鼓にパンが設定されている状態になっています。バスドラムは真ん中、シンバルは左などなど。慣れてきたら自分で設定できるようになるとよりDTMが楽しくなります。

 ========

 

楽器の鳴る位置を設定できるパラメーターのパン

シンプルな機能ですが、この設定で出来上がる楽曲に差がでるパラメーターでもあります。いろいろと試してみてパンの感覚を身体で覚えていきましょう。

 

ご自宅のパソコンでDTM、作曲を学んでみませんか?

Skypeを使ったオンラインレッスンのミュージックスクールです。

www.otomanavi.com