バズる歌の新常識!平成の1の法則から令和の1・3・5の法則へ
バズる歌を作りたい、と思う作詞家、作曲家、アーティストの方は多いと思います。バズる曲ってどんな曲かということを考えたことがありますか?音楽シーンのヒットの法則は、大きく変化しています。かつて平成の時代に愛された名曲たちと、現在のSNSで爆発的にシェアされる楽曲とでは、人々の心を掴む仕組みが異なってきていると感じています。
バズる歌に必要な要素は何なのか。今回は、令和の音楽シーンで勝つための新しい法則についてお伝えします。
平成を象徴する「1の法則」
バズるという言葉が登場したのがそもそも平成の後半です。平成時代は、バズるというよりも、「ヒット曲」と言う方がしっくりきそうです。バズる曲にも、ヒット曲にも、「キャッチーさ」が不可欠。キャッチーな歌には、「1の法則」がある、と講座で何度もお伝えしてきました。
1の法則とは…
・1回聞いただけでわかる
・1番を聞いただけでわかる
・耳(1つの器官)で聞いただけでわかる
3つ目は、ちょっと強引だと思われたかもしれません(笑)。平成時代は、リスナーが音楽を主にテレビやラジオから受動的に受け取っていました。そのため、1回聞いただけで内容が理解でき、1番を聞いただけで曲の世界観がすべて伝わり、耳という1つの器官で聞いただけで完結するシンプルさが、キャッチーさであり、ヒットの要素となっていたのです。
令和に激変した「1・3・5の法則」の衝撃
しかし、スマートフォンとSNSが中心の令和時代、ヒットの定義は「1・3・5の法則」へと進化したと考えています。ショート動画やストリーミングサービスでは、最初の数秒で指を止めさせる必要があります。少しでもつまらないと思えば、その瞬間にユーザーはスワイプして別の画面へ移ってしまいます。
1・3・5の法則とは…
・1回聞いただけで面白い、
・3秒聞いただけで面白い、
・5回聞いたら流行る
令和は、平成と違って、1回聞いて「わかる」だけでは足りません。1回聞いただけで「面白い」と感じさせるインパクトが必要です。もっと言ってしまえば、「わかる」ことは二の次かもしれません。たとえば、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」などは、意味が「わかる」ことよりも、「面白い」ことが支持されていますよね。意味が分かることよりも、瞬間的な面白さが令和のバズにつながっていると言えそうです。
次に、冒頭の3秒聞いただけで心を掴む即効性が求められます。これは先ほどもお伝えした通り、飽きられてしまえば画面を離れてしまうプラットフォームの特性によります。
そして、5回聞いたら、流行っているという感覚を持ちやすいのではないかと思います。TikTokなどのプラットフォームで、たとえば5回連続で同じ楽曲を使った投稿が流れてきたら、「流行っているのかな」と感じますよね。そして、聞くうちに中毒になったり、気づけば自分でも投稿したくなったりするのではないでしょうか。
バズを生むためには、歌詞だけ、メロディーだけでは成り立たない
今の時代にシェアされ続けるコンテンツを作るには、読者やリスナーにインスピレーションを与える絶妙な表現が欠かせません。そのためには、メロディーだけでなく言葉の置き方も工夫しなければなりません。メロディーと言葉が合わさって初めて、キャッチーさを生むということを忘れてはいけません。
時代の波に乗るキャッチーさを手に入れよう
音楽の楽しみ方が受動的な視聴から、能動的なスワイプやシェアへと変わった今、ヒットの法則も「理解させる1」から「即感させる1・3・5」へと進化しました。平成の王道である分かりやすさを大切にしながらも、令和のスピード感に合わせた「3秒のインパクト」をどう作るかが、バズる歌への分かれ道となります。バズる歌を作りたい、と思ったら、一度この「1・3・5」に立ち返ってみると、より良いアプローチが見いだせるかもしれません。
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