SONAR

SONAR 長く伸びたMIDIノートの途中から再生しても音が鳴るようになりました

MIDIノートの追跡機能が便利です

2017年1月分のアップデートで搭載された機能の「MIDIノートの追跡機能」ですが、これがすばらしい!地味ですが便利で使えます。

「MIDIノートの追跡機能」とはどういった機能かと言いますと・・

このような音が伸びたデータがあったとします。

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これまではこのデータの音を鳴らすためには、データが入っている前から再生する必要がありました。MIDIの途中にカーソルを合わせて再生しても音は鳴りませんでした。

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それが今回のアップデートから伸びた音の途中にカーソルを合わせて、そこから再生した場合でも音が鳴るようになりました!

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これがどういった時に便利かと言うと、単純に音を確認する時にピンポイントで鳴らして確認できるので作業がスピーディーになります。

たとえば複数のパートを同時にピアノロールで開いてアレンジをしている時に、同じような箇所を何度も再生して音を確認することがあります。

パット系の音色で音を伸ばしているパートなどがあると、その音の分だけ前の小節から再生させる必要があったので、繰り返して音を確認したい時などにはちょっと不便でした。

この機能のおかげで音を再生して確認する作業がスピーディーに行えます。

このMIDIノートの追跡機能は有効/無効を設定できます。

編集> 環境設定> プロジェクト> MIDIから演奏中のMIDIイベントの追跡およびノートイベントを含む

を選択することで有効にできます。

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これまでの仕様が使いやすい方はこちらのチェックを外しておくことで、これまでと同じ動作になります。使う方のお好みで仕様を設定してお使いください。

オススメの機能ですので、とりあえず有効にしておくといいかもしれません。