グルーブクォンタイズを使ってみよう
マウスで音符をペタペタと入力していって曲を作っていても、いまいち曲にグルーブ(ノリ)が出ないということありませんか?
そんな時にオススメの機能があります。
なんと入力したMIDIデータ(音符)にグルーブを自動で付け加えてくれる機能があるんです!
それが「グルーブクォンタイズ」という機能になります。
入力されたMIDIデータ(音符)の発音のタイミングや、ベロシティの強弱を自動で調節してくれることでMIDIデータにグルーブが出てきます。
なんでもグルーブクォンタイズの元になっているパラメーターは、プロのミュージシャンの演奏したデータから発音タイミングとベロシティの具合を抽出しているそうです。
これは使わない手はないですね!
さっそく使い方を見ていきましょう。
16ビートのドラムパターンを1小節だけ入力してみました。
![f:id:otomanavi:20170220170618j:plain f:id:otomanavi:20170220170618j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170618.jpg)
まずは右クリックして入力したデータを囲って選択しましょう。
![f:id:otomanavi:20170220170620j:plain f:id:otomanavi:20170220170620j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170620.jpg)
「プロセス」→「グルーブクォンタイズ」を選択します。
![f:id:otomanavi:20170220170621j:plain f:id:otomanavi:20170220170621j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170621.jpg)
グルーブクォンタイズの画面が出てきますので、「グルーブパターン」の▼をクリックします。
![f:id:otomanavi:20170220170623j:plain f:id:otomanavi:20170220170623j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170623.jpg)
ここから付けたいグルーブを選択します。
今回は例として「02 Shuffle Feel B」を選択してみます。
![f:id:otomanavi:20170220170625j:plain f:id:otomanavi:20170220170625j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170625.jpg)
「分解能」は入力してあるデータの最小グリッドに合わせます。
今回は16分音符の細かさで入力しているので、分解能は「1/16」を選びます。
※入力した音符の最小単位が8分音符の時は「1/8」を選ぶように最小単位にあわせましょう。
![f:id:otomanavi:20170220170627j:plain f:id:otomanavi:20170220170627j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170220/20170220170627.jpg)
「OK」をクリックするとデータに反映されます。
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こんな感じになりました。入力した音符の発音タイミングとベロシティが変化しました。再生してみるとグルーブが出ています。
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いかがでしたでしょうか?結構簡単な操作でグルーブをつけることができます。
ここで1つだけ注意点をあげておきます。
今回はドラムのパートにグルーブクォンタイズをかけましたが、ドラムだけがこのグルーブになっていて他のパートが違うグルーブですと合わせて聞いた時にギクシャクしてしまいます。
グルーブクォンタイズをかける時は、ベースやギターなどの他のパートにも同じグルーブクォンタイズをかけてあげることで楽曲としてまとまりのあるグルーブになります。
この点に注意しながらグルーブクォンタイズをお試しください。