E.V.E.Cのボイスカラーを使ってみる
発音拡張は音を発音する時のニュアンスの調整でしたが、このボイスカラー(Voice Color)は音が伸びている途中の声質(声のトーンのようなもの)を調整できます。
![f:id:otomanavi:20170228205348j:plain f:id:otomanavi:20170228205348j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170228/20170228205348.jpg)
ボイスカラーは
「なし」・・・ボイスカラーが反映されません
「Soft」・・・柔らかく優しい声になります
「Power」・・・力強く張りがある声になります
の3種類から選択できます。初期値は「なし」に設定されています。
試しにボイスカラーの「Soft」をクリックして選択してみます。
実際の音の上にも「S」という青いアイコンが表示されました。
![f:id:otomanavi:20170228205350j:plain f:id:otomanavi:20170228205350j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170228/20170228205350.jpg)
「Power」の時は「P」という赤いアイコンが表示されます。
![f:id:otomanavi:20170228205352j:plain f:id:otomanavi:20170228205352j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170228/20170228205352.jpg)
「S」青いアイコンと「P」赤いアイコンが表示されるので、ぱっと見でどの音にどのボイスカラーがかかっているのかが分かるようになっているのは便利ですね。
ボイスカラーの使い方としては、フレーズごとで優しく歌うところでは「Soft」、サビなどの目立たせたいところでは「Power」などと同じ曲の中で部分で使い分けることで曲の中でボーカリストの感情が表現できると思います。
もちろん歌詞の内容に合わせてボイスカラーを決めていくのもいいと思います。同じデータベースの中でも表現をつけることができるのでこのボイスカラーはオススメです。