ドラムの音符の色が違うのは
スコアエディタでドラム譜を表示させると音符に色が付いているのに気が付きます。
黒、青、ピンクと三種類の色が存在しています。
ではこの色がついた音符はいったい何なんでしょうか?
まずドラムの譜面は通常の譜面と違って特殊です。
音符の高さが鳴らす太鼓の音を表しているんです。
例えばヘ音記号のラの位置は「バスドラム」を表します。このバスドラムが一拍目にあるので1拍目のタイミングでバスドラムを演奏するという意味になります。
「ミ」の位置はスネアドラムです。
この譜面では二拍目にスネアドラムを演奏するという意味になります。
そうするとここで問題が出てきます。
ドラムキットの太鼓の種類はとても多く存在しています。またパーカッションまで含めると膨大です。
その数多くの種類を上記のような譜面だけで表すにはスペースが足りなくなるんです。
そこで考え出されたのが音符を色分けするという方法です。
3色あることでスペース的に3倍になりますね。
実際にどのように太鼓が割り振られているかを見るには、「ドラム譜表の設定」を表示させます。
こんな感じで色ごとに太鼓が割り当てられています。
試しに1つ名前の部分をクリックしてみると、左手に音符が表示されます。
同じ位置の音符でも色が変ると、割り当てられている楽器が違うのがわかります。
実際に譜面に音符を入力する時に色分けして入力したい時は、こちらのパレットで入力したい色を選択します。
左から、黒、青、ピンクのボタンになっています。
気をつけてほしいのは、この色分けの方法はABILITY、Singer Song Writer シリーズだけの方法になりますのでご注意ください。
他のDAWや市販されている譜面では色分けはされていません。