ボリュームが変えられない!?
トラックの音量ボリュームをインスペクタ画面のフェーダーを使って設定しても、データを再生させるとボリュームが元に戻ってしまうことがあります。
これはデータの中に音量を変更させるMIDI情報が入力されている時におこる現象です。
フェーダーで音量を設定してもデータ再生時に元に戻ってしまう
![f:id:otomanavi:20170518123310j:plain f:id:otomanavi:20170518123310j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123310.jpg)
そんな時はこちらをチェックしてみましょう。
トラックの「+」マークをクリックします。
![f:id:otomanavi:20170518123311j:plain f:id:otomanavi:20170518123311j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123311.jpg)
トラックのすぐ下にオートメーションレーンというレーンが表示されます。
矢印のところをクリックして「Volume(7)」を選択しましょう。
![f:id:otomanavi:20170518123313j:plain f:id:otomanavi:20170518123313j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123313.jpg)
赤く囲った部分が音量を変更するというMIDIイベント情報になります。
これがあるとDAWはこの情報に従って音量を調整してしまいます。
![f:id:otomanavi:20170518123315j:plain f:id:otomanavi:20170518123315j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123315.jpg)
これをマウスで囲んで選択して、パソコンのキーボードの「Delete」ボタンで削除しましょう。
![f:id:otomanavi:20170518123316j:plain f:id:otomanavi:20170518123316j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123316.jpg)
このように音量を変化させる情報を消してしまいます。
![f:id:otomanavi:20170518123318j:plain f:id:otomanavi:20170518123318j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123318.jpg)
消した後は矢印の「-」ボタンをクリックしてオートメーションレーンを閉じます。
![f:id:otomanavi:20170518123319j:plain f:id:otomanavi:20170518123319j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123319.jpg)
この状態であればボリュームフェーダーで音量を調整することができます。
データを再生してもフェーダーの音量が変わってしまうことはありません。
![f:id:otomanavi:20170518123321j:plain f:id:otomanavi:20170518123321j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20170518/20170518123321.jpg)
基本的に自分でデータを作っている時は音量情報などはデータの中に書き込まないで、インスペクタ画面のボリュームフェーダーを使って調整することをオススメします。
ボリュームフェーダーを使うことでデータを再生させて聞きながらリアルタイムに音量を調整することができます。