作詞

歌詞集の出版が続々?注目される「読む歌詞」

秋元康さん『こんなに美しい月の夜を君は知らない』が2022年2月に発売されました。これは秋元康さん自選の歌詞集で、坂道グループ(乃木坂46、欅坂46、日向坂46、欅坂46、けやき坂46)の曲から46曲を収録する歌詞集となっています。

歌詞集は今までにもさまざまなアーティストが発売していますが、ここ最近、歌詞集の出版の頻度が高いように思います。近年発売された歌詞集について見ていきましょう。

過去に発売された代表的な歌詞集

過去に発売された代表的な歌詞集を見てみましょう。

松任谷由実歌詞集『371+1』 2011/5/13

いきものがかり全歌詞集 2013/2/20

中島みゆき全歌集1975-1986

中島みゆき全歌集 1987-2003 2015/11/6

宇多田ヒカルの言葉 2017/12/9

中島みゆき全歌集2004-2015 2018/12/7

坂本真綾 歌詞集「刺繍」 2021/11/17

こんなに美しい月の夜を君は知らない 2022/2/28

大塚愛歌詞集 2022/2/28

「中島みゆき全歌集」に関しては、数冊に渡り歌詞集が刊行されています。

廃れつつある「歌詞カード」の文化

上記の例を見ると、CDやレコードのリリースから時を経てから刊行されるという特徴があることがわかります。CDやレコードなどの音源リリース時には、かつて歌詞カードで歌詞を読むという文化がありました。最近では、配信リリースも増えているため、「歌詞カードを読む」という文化は廃れつつあります。その代わり、配信リリースと同時に歌詞サイトで歌詞が公開されたり、Youtubeなどで歌詞付きの動画が配信されることがよくあります。

「歌詞を読む」醍醐味

音楽番組や動画で歌詞を見る機会は増えましたが、紙に印刷された歌詞を読むという行為は最近では少なくなっています。その点、歌詞集は、歌詞カードを読むことと似た経験が出来るように思います。音と同時に流れる歌詞を目で追うのも楽しいですが、歌詞の全体像を把握しながら聴くのは、また別の面白さがあります。歌詞をじっくりと堪能したいなら、歌詞集を見ながら音楽を聴くと、また違った発見があるかもしれません。

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