ピアノアレンジって?
みなさんこんにちは、ピアノ講師のI.N.Claireことナイトウです。
どんな楽器でもそうですが、ピアノにもやっぱり「らしい弾き方」があります。
その音がどうなっているのかを知っていれば、いろいろデータに工夫を加えて本物っぽい感じが出せますよね。
例えばポップスの中のピアノ。一番多く使われる奏法は“プロックコード”だと思いますが今日は“アルペジオ”の話をしたいと思います。
コードの素材の音たちを、まとめて弾かずに、一音ずつ、ある程度規則的に美しく弾くこと。
これは大抵の場合、左手で弾きます。
例えば“C”なら、ドとミとソを
「ドソミソ ドソミソ」 とか 「ドミソミ ドミソミ」 とか
たくさんたくさん弾き方はあります。アルペジオの種類とその音楽的効果については、また改めて書きますが、、、どれにも共通しているのは、
『一番低い音を少しだけ他より大きめにして、一番高い音を他より少し軽めの音にする。』d(^_^o)
そうすることで音楽全体に安定感が出ます。
この最低音はルートのことが多いですが、オンコードの時はもちろん、その指定されたベース音ですね。
ピアノ弾きにとって、指のコントロールは永遠の課題。
アルペジオを左手で弾くときに、この最低音は小さくて筋力の弱い小指か、長いけど一番コントロールの効かない薬指で。最高音は放っておくと勝手に乱暴な弾き方をしてくれちゃう親指でそれぞれ弾くことがとても多いです。
安定感のあるイイ音を出すのは大変です(;^_^A