マウス1つでフェードインとフェードアウトが作れます
SONARではオーディオクリップで簡単にフェードインとフェードアウトを作ることができます。
フェードインとはだんだんと音量が大きくなっていくもの、そしてフェードアウトはだんだんと音量が小さくなっていくものです。
フェードアウトなどは楽曲の最後などで、サビを繰り返しながらだんだんと音量が小さくなっていくものをたびたび見かけます。
そんなものもオーディオクリップのフェードを使うことで簡単に再現できます。
![f:id:otomanavi:20160829162606j:plain f:id:otomanavi:20160829162606j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162606.jpg)
オーディオクリップ端の上1/3くらいのところにマウスを持っていきます。
![f:id:otomanavi:20160829162608j:plain f:id:otomanavi:20160829162608j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162608.jpg)
クリップの端に赤いラインが表れ、マウスカーソルに三角の絵が表示されます。
![f:id:otomanavi:20160829162613j:plain f:id:otomanavi:20160829162613j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162613.jpg)
マウスを右側に向けてドラッグすることでフェードがかかります。
フェードがかかるとクリップの波形も音量に合わせて大きさが変わります。
![f:id:otomanavi:20160829163431j:plain f:id:otomanavi:20160829163431j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829163431.jpg)
ドラッグした後に右クリックをすることでフェードのカーブも選択できます。
![f:id:otomanavi:20160829162616j:plain f:id:otomanavi:20160829162616j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162616.jpg)
今度はクリップの後ろの赤く囲った部分にマウスを持っていってフェードアウトを作ってみましょう。
![f:id:otomanavi:20160829162615j:plain f:id:otomanavi:20160829162615j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162615.jpg)
フェードインと同じようにドラッグすることでフェードアウトが作れました。
![f:id:otomanavi:20160829162617j:plain f:id:otomanavi:20160829162617j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162617.jpg)
フェードのカーブをファーストカーブに変えてみます。
![f:id:otomanavi:20160829163826j:plain f:id:otomanavi:20160829163826j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829163826.jpg)
こんな感じになりました。
![f:id:otomanavi:20160829162621j:plain f:id:otomanavi:20160829162621j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otomanavi/20160829/20160829162621.jpg)
このようにマウスだけで簡単にフェードを作ることができました。
楽曲全体でフェードアウトをかけたい場合などは、オートメーションを使ってボリュームの情報を書き込むなどでも作ることができますが、今回紹介したオーディオのクリップのフェードアウトを使うことでも作ることができます。
作った楽曲を一度1本のオーディオデータ(2Mix)にします。そしてそのオーディオのクリップで今回のフェードアウト処理をするだけです。結構簡単にできるのでぜひお試しください。