初音ミク
「初音ミク」という名前を聞いたことがありますか?
初音ミク=ボーカロイド
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は初音ミクとは数多く発売されているボーカロイドの声(データベース)の1つになります。
ボーカロイドはYAMAHAによって開発されたソフトで、人の声を合成してくれる音楽ソフトです。
ボーカロイドは声を合成するものなので、その合成するための声のデータベースが必要になります。
そしてその声のデータベースはさまざまなメーカーから発売されています。
つまり、ボーカロイドのソフトと声(データベース)の2つを購入することで初めて音声合成ができるようになるのです。
世の中にたくさん発売されている声(データベース)中で、一番人気の声が初音ミクになります。
初音ミクは北海道のクリプトン・フューチャー・メディアという会社から出されています。
その初音ミクもバージョンアップを数回にわたり繰り返してきました。
初期のころから愛されてきた初音ミクの声のキャラクター、ミクらしさを残しながら、より自然に歌うように改良されてきました。
そして今回はついにバージョン4にあたる、初音ミク V4Xが発売されました。
バージョンアップするたびにミクのイラストも変わるのですが、これが今回発表されたミクのイラストです。
ロゴもなんかカッコいいですね。
気になるお値段は?
新しい初音ミクのラインナップと価格は以下のようになっています。表示している価格はクリプトンのWEB価格になります。
すべてのバージョンがマック、ウィンドウズ両方に対応しているようです。
・初音ミク V4X :¥17,280(税込)
・初音ミク V4X ENGLISHバンドル:¥21,600(税込)
・初音ミク V4 ENGLISH:¥15,120(税込)
『初音ミク V4X』搭載の歌声ライブラリー
『初音ミク V4X』日本語データベースは以下の5種類になります。
3つのデータベースがE.V.E.C.対応になっています。
ORIGINAL(E.V.E.C.対応)
SOFT(E.V.E.C.対応)
SOLID(E.V.E.C.対応)
DARK
SWEET
『初音ミク V4X バンドル』は上記に加えて英語データベースが付きます。
ENGLISH
E.V.E.C.(イーベック)とは歌声を拡張するために作られた機能です。
クリプトンのボーカロイドエディターである「Piapro Studio」での機能になりますので、通常のボーカロイドエディターでは使用できません。
母音の表情付けや、発音の切り替え、吐息の抜き方などの設定ができます。
また、初音ミクもV4になったことでV4特有の機能も使用可能となります。
クロスシンセシス機能・・・2つのライブラリーを混ぜることができる機能
グロウル機能・・・がなり声を作ることができます
ピッチレンダリング機能・・・ピッチの画像を視認しながらエディットができます
この初音ミクV4Xの使い方を次回以降のブログでご紹介していきたいと思います。