ASIOってなんだろう?
ASIOは「Audio Stream Input Output」の略でアジオと読みます。
ASIOとはオーディオドライバの規格の一つで、このASIOに対応した機器(オーディオインターフェースなど)を使うことでDTMで録音や再生をする時に音の遅れがなくなるというものです。
簡単に説明するためにちょっと大雑把に書いてしまいましたが、ASIOにしたら絶対に音が遅れないというわけではありません。
正しくは音の遅れ(レイテンシーといいます)を少なくすることができるものになりますのでご注意ください。
SONARではドライバモードで選択します。
Singer Song Writer Lite ではオーディオポートのデバイスで設定します。
ASIOに対応している機器であればなるべくASIOに設定することをオススメします。
音の遅れを少なくしたり、パソコンのパワー不足で入ってしまうノイズも軽減することができます。
ではオーディオインターフェースなどを持っていない場合、例えばノートPCだけでDTMをやっている方はどうしたらいいのでしょう?
ノートPCに搭載されているサウンドカードをオーディオデバイスの出力設定に選んでやることになるのですが、このノートPCに最初から搭載されているサウンドカードはASIOに対応していません。
結果・・・ノートPCだけでDTMをやるとすごい動きが遅かったり、再生した音がノイズ混じりだったりということが起こります。
そんな時はサウンドカードを擬似的にASIO対応にしてしまうプログラムを使ってみましょう。
有名なところではASIO4ALLというフリーのプログラムがあります。
ASIO4ALL – Universal ASIO Driver
これをPCにインストールしておくことでサウンドカードをASIOで動かすことができるようになります。古かったり、パワー不足なPCでは頼りになるプログラムです。
またインターネット社の製品を購入した方であれば、インターネット社が作った「INTERNET ASIO-WASAPI」とものを使うことができます。
ASIO4ALLのようにサウンドカードを擬似的にASIOで動かすことができるプログラムになります。
Singer Song Writer Lite や ABILITY で使用することができます。
オーディオのデバイスの設定ではなるべくASIOのものを選択する。
オーディオインターフェースを使ってなくパソコンのみでDTMをしている場合は「ASIO4ALL」や「INTERNET ASIO-WASAPI」のようなものを試してみる
「ASIO4ALL」や「INTERNET ASIO-WASAPI」にも限界はあるので大きなデータの楽曲などを扱う場合はオーディオインターフェースなどの外部機器を使うことをオススメします。