DTM用語

ベロシティって何?

ベロシティとは

ベロシティ = 音の強弱を数値で表したもの

電子楽器やパソコンでは音の強弱をベロシティという数値で表します。

この音符のベロシティ(強さの値)は56、この音符は90といった具合にベロシティは音符ごとに割り振られます。

ベロシティがあるおかげで音符ごとで強弱をつけての演奏が可能になります。

ベロシティの値は「0~127」になっています。

127が最大、0が最小です。数値が大きいほど強い音になります。

ベロシティは128段階で音の強弱を表現できるものです。「0~127」までですので0の数字もカウントすると128段階になります。

ちなみにベロシティは英語で「velocity」と書きます。

「velocity」は速度や速さを意味します。

太郎
太郎
音の強弱だから強さじゃないの?

電子ピアノの鍵盤を弾く姿を想像してみてください。

強い音を弾こうとした時は力を入れて鍵盤を弾くので打鍵のスピードが早くなります。

また弱い音を弾こうとした時はそっと弾くので打鍵のスピードがゆっくりになります。

このように音に強弱をつけて弾こうとすると打鍵のスピードが変わってきます。

電子楽器やパソコンではこの鍵盤を弾くスピードを音の強弱として判断しています。

ですので

「velocity」=速さ=音の強弱

となるのですね。

ベロシティ=音の強弱

と覚えておきましょう!