ドライバモードのWASAPIで選択できる排他と共有
オーディオエンジンの強化によりドライバモードのWASAPIが変わりました。
新たに「WASAPI排他モード」と「WASAPI共有モード」で選択ができるようになりました。
WASAPIとは(Windows Audio Streaming API)の頭文字を取ったものになります。
Microsoft社が提供してくれているマルチメディアAPIです。
難しい言葉が多く出てきましたが、簡単にいうとレイテンシの少ないドライバモードをマイクロソフトが提供してくれていると言ったところです。
この「WASAPI排他モード」と「WASAPI共有モード」ですが、何が違うのでしょうか?
こちらも簡単に説明するとSONARと他の音が出るソフトを同時に使えるかどうかといった違いになります。例えば例をあげてみると
「WASAPI排他モード」・・・SONARでのみ音が出るようにする、SONARが独占してオーディオデバイスを使うのでレイテンシが少なくなります。
「WASAPI共有モード」・・・ウェブブラウザでYoutubeを実ながらSONARでも音が出せます。
といった感じになります。目的に合わせてWASAPIのモードを選択することでいろいろな場面に対応できるようになりました。
WASAPIのモードの選択は環境設定からできます。
オーディオのオプションから、ドライバモードで選択できます。
ドライバモードでWASAPIを選択するのはノートパソコンなどで、オーディオインターフェースを繋げていない時に効果があります。
オーディオインターフェースを繋げている場合は、そのインターフェースがASIOに対応しているならASIOを選択しておいた方がレイテンシが少なく安定して動作すると思います。