ピアノロールってなんだろう!?
パソコンで音楽を作る時にはじめてこの言葉を聞いた人も多いのではないでしょうか。
言葉だけではあんまりイメージが伝わってこないかもしれません。
実際にピアノロールとはこんな画面のことをいいます。
画面左側に鍵盤が表示されています。
縦が鍵盤のように音の高さを表します。
横が時間軸になります、小節や拍が表示されています。
画面中央にオレンジ色の棒グラフが見えますが、これが音(音符)を表しています。
実際に音がどの高さに、どれくらいのタイミングで、そしてどれだけの長さで入力されているか直感的に見てわかるようになっています。
譜面が苦手な方でもピアノロールを使うことで音楽を作っていくことができます。
音符を入力した後にデータを再生してみると、タイムカーソルと呼ばれるカーソルが左から流れてきてカーソルのタイミングにある音が鳴る仕組みになっています。
ピアノロールとはどういったものなのかWikiで調べてみました。
ピアノロールとは、オルガン式オルゴールや自動ピアノに取り付けて使用する、演奏情報が穿孔された紙製のロール(巻き紙)のこと。
~Wikipediaより引用~
オルゴールというのが一番分かりやすいかもしれませんね。
後はゲームがお好きな方であれば、最近ゲームセンターなどで見かける音ゲー(タイミングに合わせて鍵盤などを押すゲーム)も同じようなピアノロールになります。
DTM(コンピューターで音楽を作ること)で使う音楽ソフトにはこのピアノロールが必ずといっていいほど搭載されています。
ボーカロイドもそうですが、譜面画面がなくピアノロールの画面のみという音楽ソフトもあります。
Singer Song Writer Lite
SONAR
ボーカロイド(この画面は初音ミクのピアプロスタジオ)
Singer Song Writer LiteとSONARを比べてみても、同じピアノロールでもソフトごとに特徴があったりします。
ピアノロールの見やすさや使いやすさで音楽ソフト(DAWといいます)を選んでみるのもいいかもしれません。
Singer Song Writer LiteとSONARは譜面画面も装備されている音楽ソフト(DAW)になります。ボーカロイドエディター、初音ミクを買うと付いてくるピアプロエディターはピアノロールのみのソフトになります。