MIDIとは
MIDIはパソコンで音楽を作ったり、バンドでキーボードを弾いたりする時にちょくちょく出てくる言葉ですね。
MIDI=「musical instrument digital interface」の略になります。
MIDIとは演奏データを伝送するために作られた世界共通規格のことをいいます。
・音の高さはどこか
「ド」なのか、「レ」なのか、「ミ」なのかなど
・音の強さ(音量)はどれくらいのなのか
・音の長さはどれくらいなのか
といったような情報を数値化したものをMIDIといいます。
※MIDIは実際にはこの他にももっとたくさんの情報を扱っています。
MIDIが世界共通規格としてあるおかげで、私たちは異なるメーカー同士の楽器を使っていても正しく音の情報をやりとりできるようになります。
MIDIは世界共通規格、そのおかげで異なるメーカー同士の楽器や音楽ソフトで互換性があり、やり取りができる
MIDIという規格が作られたことによってパソコンで作る音楽(DTM)や電子楽器(キーボードなど)が進化し発展してきました。
そのおかげで生まれたジャンルや曲も沢山あります。テクノなどもそうですね。
また現代の私たちは気が付かないうちにこのMIDIの恩恵を受けていたりもします。
DTMでの楽曲制作、シンセサイザーの演奏、通信カラオケ、携帯の着信メロディ、舞台などの照明のコントロール、花火の打ち上げのコントロールなど。。
何気に音楽以外でも使われていたりします。
MIDIに少し興味が出てきましたでしょうか?
実はMIDIは英検のように検定試験もあったりします。その名もMIDI検定。
MIDI検定は4級~1級まであります。
4級はこれからMIDIを勉強する方向けの内容になっているのでMIDIを勉強したい人は受験してみてはいかがでしょうか。
下の本が検定用の教科書になっているのですが、写真が多くてとても分かりやすく書かれています。これを読むだけでも結構勉強になります。
- 作者: 日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA),社団法人音楽電子事業協会(AMEI)
- 出版社/メーカー: ミュージックトレード
- 発売日: 2008/03/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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