ソフトシンセはリアルタイムでオーディオ録音できます
ソフトシンセの音をオーディオトラックに直接録音できるようになりました。
ドラムなどのパラアウトできる音源を使用している時にはとても便利そうな機能だと思うので実際にAddictive Drums 2を使用して録音を試してみました。
Addictive Drums 2でMIDIパターンを貼り付けてある状態です。
「Add Track」をクリックします。
インプットを選択します。
まず始めにAddictive Drums 2のMasterを選んでみました。これでシンセの音が録音できるかどうか試せます。
「作成」をクリックします。
オーディオトラック(インプットがAddictive Drums 2に設定されたシンセトラック)が1つ出来上がりました。
録音ボタンをクリックして録音してみます。
キックやらスネア、ハイハットなどのすべてのドラムの音がきちんと録音されました。
次はいよいよパラで録音してみます。
今度はインプットでキックを選択してトラックを1つ作ります。
次にAddictive Drums 2のエディター画面を表示して赤く囲った部分をクリックします。
「Separate Out (Post Fader)」を選択します。
キックのフェーダーの下に緑色のランプが点灯しました。
録音してみると、きちんとキックだけの音が録音できました。
同じ要領でキック、スネア、ハイハットを録音してみました。
これもきちんと録音できました。
まとめますと・・・
①オーディオトラックを追加してインプットからシンセのパラアウト先を選択
②Addictive Drums 2のミキサー画面の各ドラムの出力先を「Separate Out (Post Fader)」にして緑色のランプを点灯させる
③シンセのパラアウト先を選択したオーディオトラックの録音待機ボタンを点灯させてリアルタイムレコーディングする
これでAddictive Drums 2の各ドラムをパラでオーディオ録音することができます。
ちょっとひと手間ありますが、ミックスなどでそれぞれをオーディオに変換したい時などにとても便利ですね。