ABILITY

ABILITYのMIDI編集、Strip Chartの表示方法を変えてみよう

進化したStrip Chart

スコアエディタやピアノロールエディタでMIDIの編集をしている時によくお世話になるStrip ChartがABILITY2.0になって進化しました。

どう進化したかというと・・・

コントロールチェンジ情報などをStrip Chartで入力した時に、今までは入力したコントロールチェンジ情報の最終の値でその後も続いてしまっていました。

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それが今度は、コントロールチェンジを入力し終えたところで元のデフォルトの位置に戻ってくれます。

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このボタンをクリックして点灯しておくことでこのようになります。

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いままでのように入力した最終の値のままがいいという方はこちらのボタンを点灯しましょう。

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これは地味ですが、地味に便利な機能です。

新しい方式と、いままでの方式を切り替えられるのもありがたいですね。

例えばモジュレーションなどは、音を震わせた後に元の0という値に戻す作業をしていると思います。そういったコントロールチェンジ情報などにはこの新しい方式がとても便利です。

また、エクスプレッションなどの音量変化のコントロールチェンジは入力した最終の値をそのまま保っていた方が自然だったりします。こんな時はいままで通りの入力方式が便利ですね。