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音楽教室での譜面作成ソフトの活用方法

オトマナビ講師の侘美(タクミ)です。

ピアノ、フルート、ヴァイオリンなどなど、音楽教室、あるいはヴォーカル教室など各種音楽教室やレッスンなどで、すでに譜面作成ソフトを活用されている方も大勢いらっしゃいます。
ここでは、これから導入してみようという方に向けて、譜面作成ソフトの活用法をいくつか紹介してみます。

1.生徒さんごとに合わせて「アレンジ」した譜面教材を準備する

既存の楽譜を、その生徒さんの実力に合わせて、わずかに手を加えたいことも多いと思います。とくに連弾や合奏アンサンブルなどでは、もっと必要性があるでしょう。手が届かない音形を変更するなど、レッスン時に限りオーダーを叶えてあげるのもよいでしょう。

2.生徒さんごとに合わせた「カスタマイズ」した譜面教材を準備する

楽譜の内容以外、例えば、譜めくり箇所の変更、五線の大きさや音符のサイズ変更など、拡大コピーを使うよりも、もっとスマートにカスタマイズし、用紙に対してレイアウトすることができます。シニアやお子様用に、見やすく、より太い五線に変更などの配慮も可能です。

3.譜面の音を耳で確認

作成・入力した譜面は、すぐにプレイバックができますので、既存の音源などがないケースなどでも、ひとまず再生してみて、おおよそのイメージを掴むことができます。

4.マイナスワン音源(伴奏カラオケ音源)を作成する

さきほどの方法を応用ですが、特定のパートだけをミュート(音をならさない)して再生すればそれ以外のパートだけが再生できるので、いわゆる「カラオケ」ができます。
大譜表の左手だけ再生して、右手の練習したり、連弾などで、セコンドだけ譜面ソフトに再生させて、プリモを練習ということもできます。

ここで譜面として作成したデータを、さらに音楽制作ソフトへ移行して細かな表情(タッチやフレーズの強弱、テンポの揺れ)を編集することもできます。

5.楽典やソルフェージュの課題や問題作りに

レッスンでは楽典やソルフェージュの説明が必要となるケースがあるでしょう。練習問題を用意するには、これらを活用すべきでしょう。
例えば楽譜作成ソフト「Finale」の「トレーニング・ウィザード」を活用するとスケールや音程、いつくかの音形のパターンを自動作成することもできます。

まとめ

このようにレッスンに譜面作成ソフトを導入することで様々なメリットがあります。音楽教室やヴォーカル教室など各種音楽教室でレッスンされている先生は一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

 

オトマナビではレッスンに譜面作成ソフトを導入するご相談から実際に譜面作成ソフトを使いこなすまでのお手伝いをレッスンしています。ご興味がありましたら無料体験レッスン(30分)でやりたいことをご相談ください。

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