デュレーションって何だろう?
DTMでは音の長さのことをデュレーションといいます。
ここで気をつけてほしいのが、音の長さとは音符の長さのことではありません。
実際に音を発音している時間のことになります。
例えば4分音符があったとすると、実際に4分音符の長さ100%で演奏(発音)することもあれば、ちょっと短めの90%の長さで演奏したり、50%の長さにすることもあります。
実際に発音している音の長さは異なりますが、音符の表記は4分音符になります。
これは4分音符をどのようにとらえて演奏しているかということで実際の長さが変わってきています。
DTMではこの長さをデュレーションといい、数字で表すことができます。
この時の単位を「ティック」といいます。
4分音符の長さを480という数字で表すとすると、♩=480ティックとなります。
4分音符を100%の長さで演奏すると、デュレーションは480ティックだねというように言います。
また50%の長さの場合はデュレーションは240ティックになります。
50%(半分の長さ)での演奏はスタッカートを表現できます。
デュレーションは音の長さ、そして表す単位はティックという風に覚えておきましょう!