トラックをフリーズするとパソコンへの負荷が減ります
トラックやプラグインシンセにはフリーズ機能というものが搭載されています。
SONARではデータを再生する時にパソコンがプラグインなどの計算をしながら音を出しています。そのためプラグインなどが増えてくるとパソコンに負荷がかかってきてしまいます。
そんな時はフリーズという機能を使うことで再生時に負荷がかかるプラグインなどを一時的にオーディオ化します。オーディオ化された後はプラグインは負荷がかからないようにバイパス(音の信号が来なくなる)されます。
フリーズは複数のトラックを選択して同時に行うことができます。
例としてこの二つのトラックを同時にフリーズしてみましょう。
まずフリーズですが、このボタンをクリックするとトラックがフリーズされます。
フリーズされるとこんな感じの色でオーディオ化されます。
複数のトラックを同時にフリーズするには、まずトラック番号の部分をドラッグして選択します。
パソコンの「Ctrl」ボタンを押しながら、どちらかのトラックのフリーズボタンをクリックすると同時にフリーズされます。
実際にプラグインをそれぞれのトラックに挿入して同時にフリーズしてみました。
プラグインはバイパスされて機能しなくなりましたが、フリーズされたオーディオデータにはプラグインの効果は反映されています。
今回はプラグインエフェクトが入ったオーディオトラックでフリーズしてみましたが、プラグインシンセのシンセトラックなども同じようにフリーズすることでパソコンの負荷が減ります。パソコンの動きが遅くなった時などは一度フリーズをお試しください。