WAVとMP3の違い
音楽の聴き放題サービスや、音楽をダウンロードで購入する時などで、MP3という言葉よく聞くようになりました。
またMP3と合わせてWAVという言葉も出てきます。これはいったい何なのか?
太郎
WAVとMP3の違いってなんだろう?
今回はWAVとMP3についてお話いたします。
WAVとは
オーディオファイルの規格になります。売られている音楽CDに収録されている音質のものと思ってください。
圧縮をしていない音楽データで原音にたいして忠実です。
WAVはCD一枚に約74分間収録できます。
MP3とは
こちらもオーディオファイルの規格になります。WAVとは違ってMP3は圧縮されたデータになります。
データを圧縮することでMP3はおよそWAVの1/10の大きさになります。
30MB(WAV)の曲は圧縮して3MB(MP3)にすることができます。
1/10に圧縮されているので音質はWAVに比べて多少劣化しているのですが、それでも綺麗な音質になっています。
MP3を使う理由
ではわざわざ圧縮してMP3を使う理由を考えてみましょう。
まずファイルサイズが小さいため携帯用の音楽プレーヤーにたくさん曲を記録して持ち運ぶことができます。
また、インターネットなどの音楽データのやり取りには小さいファイルサイズはとても重宝されます。
これらのことから多少の音質の劣化はおいておいても使いやすさを優先させたのがMP3になります。
DTMで音楽を作って最後にオーディオ化する時に、完成形の曲をWAVで書き出すか、MP3にするか選択できたりします。
CDに焼きたい場合はWAV、ネットで配信したり、メールで友達に渡したいときなどはMP3というふうに使いわけてみるといいかもしれません。